鍼
鍼は、「鎮痛作用」「消炎作用」「調整作用」などの作用があり、自律神経の失調症や呼吸器疾患、消化器疾患、神経・筋肉・骨疾患(頭痛、五十肩、腰痛、変形性関節症、神経障害、テニス肘)などさまざまな疾患に効果があります。
当院で使用する鍼は毎回新品の使い捨て鍼を使用しますので、感染症の危険性はなく、ステンレス製で、金属アレルギー体質の方でも安心して施術する事ができます。
まれに施術後、鍼の刺した後に重だるい感じの違和感が残る場合がありますが、数時間~2日間程度でなくなり、その後に鍼の効果が現れます。また、鍼を刺すため、毛細血管を傷つけ、内出血を起こす場合がありますが、見かけ上の問題だけで痛みが酷くなる訳ではなく、数日~2週間程で消えるので心配する必要はありません。
※小児鍼もあります!!
灸
主に温熱刺激による循環改善作用を目的としますが、各機能を調節する「調節作用」、痛みを抑える「鎮痛作用」、治癒機能を促進させ、生体の防御能力を高める「防衛作用」などの効果があり、特に冷えによる関節痛などに効果的です。温熱刺激に加え、モグサに使用されるヨモギにも抗ウィルス、抗菌などの作用もあります。
当院で使用するお灸は、皮膚に直接モグサを置かないタイプのお灸を使用しますので、火傷による水ぶくれや灸痕、化膿などの危険性が少なく、熱すぎない心地のよい施術を受けられます。
施術後、水ぶくれになってしまった場合は、消毒や軟膏を塗布して化膿の予防をする必要がありますので、スタッフにご相談ください。
テーピング
目的
①予防
②応急処置
③再発防止
効果
①関節靭帯の可動域の制限
②靭帯や腱の補強
③患部の圧迫、固定
④精神的な安心感
※関節や筋肉に沿ってテープを貼り、運動の補助、そして関節、筋肉の弱くなっている部分を保護、安定化して、痛みを和らげます。
小児鍼
小児鍼は体内に刺入することなく、皮膚刺激を主体とした鍼法です。
生後2週間後から小学生が主な対象ですが、成人でも鍼刺激に対して過敏な人や鍼の刺入に抵抗感を持つ患者さんも対象になります。
経路や経穴にこだわらず、もっと広範囲の体表各部に接触・摩擦などの刺激を行い、自律神経系など成長過程にみられる身体バランスの崩れによる症状に適応します。